自己注射のご案内

自己注射の注意点

自己注射手順の習得

  • 正しく安全な自己注射のために、患者さんとご家族に十分な説明とトレーニングを実施する必要があります。
  • 自己注射への移行前には、注意点と対処法を十分理解し、手技が確実であることを確認してください。
  • 移行後に再トレーニングが必要と医師が判断した場合、自己注射の継続を中止し、通院による再トレーニングを実施するようお願いします。

移行後に通院注射へ変更となる場合

  1. 1.患者さんが、通院注射への変更を希望し、主治医がそれを認めた場合
  2. 2.主治医が、通院注射の方が望ましいと判断した場合
  3. 3.適切に自己注射を実施継続できない場合

エンブレルの副作用

エンブレルによる治療では、次のような副作用があらわれる可能性があります。

予想されるおもな副作用

注射部位反応

注射した部位にかゆみや腫れ、痛みを伴う赤みがあらわれることがあります。多くは一時的に発現するもので、しばらくすると治ります。

感染症

上気道感染や副鼻腔炎など、風邪のような症状がみられることがあります。

注射部位反応

感染症

重大な副作用

  • 感染症(敗血症、肺炎、日和見感染症、結核など)
  • アレルギー反応
  • 血液障害
  • 脱髄疾患(多発性硬化症、ギラン・バレー症候群など)
  • 間質性肺炎
  • 抗dsDNA抗体の陽性化をともなうループス様症候群
  • 肝機能障害
  • 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis : TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑
  • 抗好中球細胞質抗体(ANCA)陽性血管炎
  • 急性腎不全、ネフローゼ症候群
  • 心不全

その他注意すること

  • 悪性腫瘍

副作用のサイン

エンブレルによる副作用は早期に発見し、早期に適切な治療を行えば重症化を防ぐことができます。

  • 発熱
  • のどが痛い
  • 息苦しい
  • 全身がだるい
  • 全身に発赤が出る
  • 身体がむくむ
  • 顔色が青白くなる
  • 血圧下降
のどが痛い、息苦しい

副作用の早期発見や重症化防止のために、体調変化などを患者手帳に記入し、診療時に必ず持参するよう指導してください。

緊急時の連絡先記入欄があります

体調に異常を感じた場合は、すぐに医療機関へ連絡するよう患者さんへご指導ください。