エンブレル®

若年性特発性関節炎(JIA)の患者さんとご家族の方々に「エンブレル」を正しく理解・使用していただくためのサイトです。

監修:横浜市立大学 名誉教授 横田 俊平 先生

その他の治療法は?

理学療法

若年性特発性関節炎のリハビリテーションは、残ってしまった障害に対する代償的なものではなく、関節の可動域の確保や変形予防といった機能障害の予防の観点で早期からの積極的な導入が求められています。対象が小児であることから、リハビリテーションを進めるにあたっては成長の要素、学校生活への対応、ご家族や学校への協力などの配慮が必要だと考えられています。

手術療法

若年性特発性関節炎では、手術以外の治療を優先させることが基本です。関節障害のために日常生活が不自由で、リハビリテーションの手段を使ってもカバーできない場合には手術も検討されますが、ほとんどの場合、成人になってから手術療法が行われるようです。

2023年4月作成 ENB47M017A